老後2000万円どころではない?

老後の準備

家計の収支を把握しよう

老後2000万円問題が提起されたのは、「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書」というものです。
これを見て驚きました。

あるモデルケースとなる老夫婦を想定して、老後に必要なお金を試算しています。
支出の内訳をみると、私にとってはとんでもない内容でした。
平均的な家庭の支出はどうなっているのだろう?
そう思って見てみると…

毎月の支出
食費 64,444円
住居 13,656円
高熱・水道 19,267円
交通・通信 27,576円
教育・娯楽 25,077円
保険・医療 15,512円



えっ!!
住居費が 13,656円?
あり得ません。

詳しい内訳を知りたい方はこちら(15ページ辺りに表があります)
→ https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

賃貸の人にとって、住居費 13,656円なんてありえません。
私は、賃貸で、家賃と駐車場代を合わせると10万円近くを毎月支払っています。
100,000円×12か月×30年=36,000,000円

これから家賃と駐車場代だけでも 3600万円払っていかなければならないのです。

もちろん、もっと家賃が安い所に引っ越すでしょう。
車も免許返納して乗らなくなるでしょう。

この平均的な老後の生活費は、持ち家の夫婦を想定しています。
賃貸の人には全くあてはまりません。
それにしても、このようなモデルケースはいかに当てにならないかがよくわかると思います。

やはり、自分の家計の収支は、自分でしっかりと確認し、不足する分は自分で何とかして行かなければなりません。

そしてできれば、ぴんぴんと元気に生きて、ころっと死ねたらいいんですけどね。
そう思う人も多いのでしょう。

「ぴんころ地蔵」にお参りする人も多いようです。

楽天でも「ぴんころ地蔵」さんが売られています。

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